えっちなオーディション
第2章 第二次審査
「どうもこんにちは、金森さん」
『こ、こんにちは…』
「固いなぁ緊張してる?」
『はい…まぁ…』
「そうか、すぐ終わるから頑張って」
(40代前半の人はそういうと、いろいろと質問してきた)
「金森さん、何カップ?」
『え…』
聞かれて一瞬びっくりした。
だけどAVのオーディションなんだと思い出した。
(AVだもんね、このぐらいの質問当たり前だよね)
『えと…Hです』
「Hっと…」
「じゃぁ次は、感じかたの審査だ」
(え?)
一人の男性がそう言った。
(AVのオーディションって、そんなことするの!?でも…オーディションだから当たり前だよね…がんばらないと…)
私はそれに応えた。