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おいしい関係

第3章 2

ディナーの注文も一通り捌き終えた俺は、厨房からホールを眺め、1人1人の客の顔を確認する。



平日の、ディナータイムで3組か‥‥
まだオープンしたばかりだからな。
これから少し、広告出したりも検討するか。


など考えを巡らせながら、各テーブルに目を走らせる。



一組は、夫婦と思われる年配の男女

もう一組は、OL風の女性3人組

さらにもう一組は‥‥

へぇ、こんなに若い女の子のお一人様なんてめずらしいな。

堂々とワインなんて頼んでる所を見ると、未成年ではないよな?



その時、お一人様の女の子が料理を口に運んだ。

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