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おいしい関係

第24章 23

家に着いてからも、私はそんな調子だった。


「由良、大丈夫か?」

「うん‥つい、さっき言われた事考えちゃって‥‥」

「何とかしてやりたいけど‥‥口で伝えるにも限界があるしなぁ。」


そう言うと真田さんまで、何やら考え込んでしまった。



しばらく考え込んだ後‥‥
急に私の方を振り返ると


「俺が素材の感じ方を教えてやるょ」

不敵な笑みを浮かべながら、そう言った。


「へっ?ど‥やって?」

「由良、今からお前が食材になれ」



えええぇぇーーーっ!?!?
どぉゆう事ですかーーー!?

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