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ガーディスト~君ヲ守ル~

第8章 過去



気持ちを落ち着かせるために、祐司は喫煙室でタバコをふかしていた。



「よぅ…」



そこに護も入ってきて、タバコに火をつける。
2、3度吸った後、すぐに灰皿に押し付けた。




「詳しく説明しろよ」

「…」

「じゃねぇと、依頼人を守れねぇ」



護は真剣な眼差しで、祐司を見た。
祐司は紫煙をのぼらせた後、短くなったタバコを灰皿に押し付けた。



「…アイツと出会ったのは、俺が3歳の頃だった…」



祐司は静かに話し始めた。







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