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ガーディスト~君ヲ守ル~

第11章 あなたを守りたい







風を切る音が、耳をつんざく







意識が朦朧とする







このまま、死ぬのか…








…いや、つばきだけでも助けたい…








下降する速さは変わらないのに、







なぜか時が止まっているような気がした…











……ゆうじ……










どこからか声がする








ふと身体が、何か温かいものに包まれる








…お前たちは生きなさい…










薄れてく意識の中で、











父親の声が聞こえたような気がした……


























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