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ガーディスト~君ヲ守ル~

第1章 出会い




根本社長にお茶を出すと、それを一気に飲み干した。
だいぶ落ち着いたようだ。



「…もうすぐ社長来ますんで」



護先輩はチラッと時計を見た。
15時45分。
もうすぐ依頼人が来る頃だ。



根本社長は、大きなため息をついて頭を抱え込んでいる。



「祐司、とりあえず依頼人来たら話聞いておいてくれるか?」

「はい」



俺は別室を出た。
ひととおりの流れは把握している。



まずは依頼人の相談→費用見積もり→打ち合わせ→実施だ。ただ、今までは先輩たちの隣で見ていただけだから、実際やるのは初めてだが…




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