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my song...

第4章 regret






"全てを賭けて君を守るよ"
そう 強く誓った事なのに
あの日々の君は何処へ行ったの?
そう 僕が壊してしまったせい





あの日も君は泣いていた
音も声も無くたった独りで
抱き締めた背中の小ささが
僕を強くさせてくれた

大丈夫 傍に居てあげるから
僕じゃ その哀しみ癒せないの?

"全てを賭けて君を守るよ"
そう 強く思った事なのに
どうして君は何時も泣くの?
そう 全部ぜんぶ僕のせい





繰る日も君は泣いていた
理由も感情も解らなくて
振りほどいた手の小ささが
僕を強く後悔させた

助けて 傍に居てよ お願い
僕が 哀しみを作ってたの?


"全てを賭けて君を守るよ"
そう強く感じた事なのに
あの誓いと君の心何処にあるの?
そう 全部ぜんぶ僕のせい





愛して下さい 誓って下さい
私を手離さないと云う事を
助けて下さい お願いだから
私このままじゃ壊れちゃう

思い出した 君の涙の言葉
今更になって後悔が襲う
想い出ごと 君は全て消して
心の傷が首筋に残った





"全てを賭けて君を守るよ"
誓いを守れなかった罰なのに
どうして彼女が犠牲になるの?
罪は僕だけの筈なのに


"君を守れなかった ごめんね"
もう一度だけ僕にチャンスを
必ず守るから傍に居て下さい
また僕に恋をしてもらうから


失って気付くのは罪ですか?
失ってしまったのは罰だから?

後悔なんてもうしない





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