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街外れの整体院

第3章 患者№2


「今日はどうしたんです?
この前からまだ2週間も経ってませんよ?」


「えぇっと、そのぉ……」


どうぞ続けてという視線と送る。


華江子さんは恥ずかしそうに目を伏せ、そのほほに赤みが差す。


「そのぉ、先生に会いたくなっちゃて」



「どこかマッサージが必要になったってことですか?」


「えぇっと……はい///」


華江子さんの反応は38歳のもとは思えないものだ。

女子大生みたいだ。

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