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街外れの整体院

第3章 患者№2


「センくん!早くっ!私のこと食べてよッ!」


華江子さんが俺を〝センくん〟と呼ぶのが合図。


華江子さんは〝華江子〟にかわる。


「華江子、なんか、オンナのにおいがするんだけど。」


敬語もため口にかわる。


「なぁ、まさかだけどさ。もう、感じてんの?」


「っや!」


「あれ、食ってっていったのは誰だよ?
やめちゃっていいのかよ?」


華江子のスカートをめくっていた手をぱっと離す。


華江子のロングスカートがパサリと落ちる。

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