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目が覚めた


見慣れてきた保健室の天井



「目、
覚めたか？」



「光…先輩…

ってあー!!

私約束すっぽかして
それで、それで…あの…


すみません!!」



「ああ!!動くな!!

お前な、無理しすぎ!!


昼食ってないんだろ？


ほらよっ
うちのクラスのだけど

ロコモコと…
焼きそば、
唐揚げ、
たこ焼、
ポテト、
アメリカンドッグ、
ハンバーグ、
ドーナツ…etc」



「こ…こんなに!?」



「たんとお食べ(微笑)」



「いやいやさすがに
食べられません…


って光先輩のクラス
何やってるんですか!?」



「ん？

コッテリ食堂(モグモグ)」




でたぁー!!!


「サバイバルやった人
いるんですか!?

しかも私の好物を
優先的に食べてますよね!?




あ、
ドーナツもうなくなってる!!」





サバイバルとは…

今年度売り上げ優勝候補の
3年のあるクラスの

コッテリ食堂



そこのサバイバルという

総カロリー5桁は行くだろう
特別メニューを

一人で食べ尽くせば
タダと言う

とっても恐ろしいお話



「んーいないんじゃね？

俺厨房担当だからよく知らね
(モグモグ)」



「え？

じゃあこれも光先輩が？」



「ん(モグモグ)」



何か…嬉しいな…




「頂きまーす♪

ん!美味しいー!!」



「だろ？」



「あ、冷めてます」



「うるへー

食わないなら俺が食べるぞ？」



「キャー嘘です嘘です

光先輩の料理
ベリーデリシャスです

チョベリデです!!」