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平和のために

第12章 文化祭

彼女は突然苦しみ出した


何が…?





「!!


大丈夫か!?」



あぁ光先輩…

ヤバい、
意識が朦朧としてきた…



「こんの野郎


よくも、よくも
私の計画邪魔した挙げ句

腹に傷までつけやがって…!



グハッ」



「お前雑魚なのに
油断しすぎ

そんなに殺されたいのか?



ほらよっ」


ザクッ、ザッザッ



光先輩の美しい剣裁き…
だけど…




「な…!!

そこをどけよ」



「光先輩…だめです

人を殺しちゃ、だめです」



「あのな、…
こいつは、
お前を殺そうとしたんだ」



「だからって!!

先輩が殺していいとも限らない


それに…先輩に人殺しに
なって欲しくないんです


この人怖いけど」



「…っ

…
もう
あいついないよ」




そっか…逃げたんだ…
よかっ…



「!!」




今月何度目か分からないけど
また意識を失った




















「出血?
首か…

…許せ…」





あら、何だろう…

首がとっても暖かい…
痛みが…消えて…

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