平和のために
第2章 兄妹と幼馴染み
「そっか、独り暮らし
始めたのか
その…色々大丈夫なのか、
ご飯とか…」
秀一が言いにくそうに言う
こう言うときは
多分火の事だろう
「うん、平気だよ♪
IHコンロなんだ〜
それに一階はコンビニで
セキュリティも
しっかりしてるし」
「IHじゃなかったら
先生絶対に
OK出さなかったよな」
ふふっ
それ私もさっき思った
「確かにそうですね」
そうそう実は翔太は
私と秀一より年上なんだ
だから高校入学当初は
敬語にしろよって
何気モテ男の翔太の取り巻きに
そうとう睨まれました…
まあ翔太が
説得してくれたらしくて
何とかなったけど