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平和のために

第13章 一方で

「その辺にしましょう」




「姐さん!!」


「内部でのトラブルは
今は不味いです

それに…
実はもう2つ報告があり…」



「…」



王と呼ばれた男は
偉くなさそうな男の束縛をとく





「四神が全員確認されました

秋はまだ覚醒していませんが
時間の問題でしょう



それから……―――」





「…何!?」


「マジかよ!?

姐さん…」



「えぇ…生命科学研究班から
直々に報告がありましたから…」



ガタン


偉そうな男は立ち上がった


「…後夜祭が始まる」


偉くなさそうな男も着いていく





















「…どうして?

どうしていつも姫なのよ!?」



二人が立ち去った後
女は泣き叫んだ

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