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「まだおぼろ気にしか
わかんないけど

守らなきゃ…
やらなきゃいけない使命が
あるって…

それは多分自分の命よりも
大切な人のためにだって…」




紫音は半分泣いている…




と言うか秀一が
そんなこと考えていたなんて
知らなかった!!


自分の命よりも大切な人？
何それ…



「ねぇ？

この前屋上で私の恋に
応援してくれるって…
そう言ったよね？」


「うん…」



この流れ…すごい嫌だ

何か発作が起きそう…



「私ね、振られてから
秀一君の大切な人、考えてたの

そしたら、思い出したの」



「何…を…？」




「昨日の前夜祭で…
と秀一君二人で
話してたじゃない？


その時に感じたもの…

秀一君の目ね、
すごく優しかったの」


…は？