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平和のために

第15章 優しさの傷

「秀一が私のことを?
そんなことあるわけないよ!!


だいたいかれこれ
ずっと一緒だから
兄弟みたいなもんだよ!!」



「そんなことない、
そんなことない!!

スキンシップだってしてた!!」



突如紫音は私に向かって
怒鳴って突進してきた



ドゥッ






















って…え?






お腹…りあるに痛い




「裏切るなんて…
やっぱ最初から
始末すべきだったんだ!!


あっはははは!!

赤い赤い赤い!!
あんたのお腹赤い!!

王の好きな赤色だぁ!!」




汗が出てきたのがわかる



ああ、ホントだ…

紫音の言う通り
真っ白いブラウスが
…赤くなってるよ



ヘモグロビンの染み
落とすの大変なんだけどなぁ…


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