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平和のために

第17章 四神と姫

――先程、刺客が来たときに

あ…これは…


って言ったのですよね?

あの時私はあなたの意識を
確かに乗っ取っていました



あなたは、あの時に…
何を感じたのですか?






私はいつも
姫様に意識が乗っ取られたら
ホントにそこだけストンって
抜けるんです

眠りについて
朝また目覚めるみたいな


今日もそうでした

でもあの電光で私が
叩き起こされました


凄く見覚えがあったのです

なつかしい光


それで、声がつい、でました






――もう、あなたと私の壁は
薄っぺらい物なのかも
しれませんね…




本当ならまだ早いと
思っていましたが

四神が覚醒したいま
石橋を叩く時間も
なくなりました







では、
軽く私と四神のこと
四魔のことを…話しましょう


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