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平和のために

第17章 四神と姫

姫様の言葉は終始暖かかった


きっとこの人も
悲しいことが
たくさんあったのだろう…



だからこんな力強く
聞こえるのかな、

って思った




カサッカサの大地に
水が浸透していくような
そんな気分だった




私も水をあげる存在になりたい







――、つきました




舞い降りたのは
地名も知らない土地の




…神社

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