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平和のために

第5章 疼貴が豹変



拓哉が立っていた

殴られた疼貴くんは
黙って出て行った




「だからあんな奴に
関わるなって言っただろ」


拓哉…でも…


「俺はお前が心配だ

疼貴が何でキレてたか
とかよくわからないけど

今後近づかない方がいい


大丈夫?」


まだ頭が痛くて、
それに気づいたのか

拓哉は頭を撫でようとした


なぜかわからない

わからないけど…



「…イヤッ」


パンッ



拓哉の手を払い除けてしまった

私ももちろん拓哉も驚いて


「ごめんなさい」

と一言残し
その場を逃げてしまった

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