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平和のために

第9章 名前



私もなぜこんな事を
言ってしまったのか
分からないし



先輩は先輩で
無意識だったらしく
私の言葉で我に帰った



「俺は…俺は…

やめてくれ!!



入ってくるなっ」



突如頭を抱えて悶え出した



「先輩!?

大丈夫ですかっ?」




「痛い…


何なんだよ、

誰なんだよお前は!?

俺は誰なんだよ」



「あの…」



背中をさすろうとした



「さわるな!!」


そういって
手を振り払われてしまった

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