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平和のために

第9章 名前



涙が出た

さっき堪えていたこともあって
次から次に…





「すみません、
今日は失礼しますねっ」



「あ…ちょい…」




私は光先輩に一礼すると
後ろを振り向かずに走った


エレベーターに乗りたくなくて
非常階段を駆け降りた








けど







光先輩は脚が早かった




そうだった!!

彼は陸上を
やっていたんだった!!



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