テキストサイズ

平和のために

第9章 名前

『…ついに四魔が
動き出しましたか?』




「恐らく…


向こうの呪術士にかかれば
記憶操作なんて
お手の物だろうし…


それで俺の意識を
封じ込められかけたから


姫に気づかなかったら

俺多分何も思い出さずに
生きていくところだった




それから…向こうに
姫が認識されたのは
確かだと思う



しかもこっち
四神はまだ揃ってないから

ピンチ…だな…」




『ええ…この前
タケとも話しました


四神が揃うまでは
私はこの子の足枷を
外すわけにはなりません…



ですが少しずつ
堤防が壊れていきます



どうか…その前に四神を
見つけなくては
なりませんね…』




「そうだな…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ