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平和のために

第9章 名前

…!?


また…この感覚…



私が私じゃなくなるような


待ってよ…

もう少しだけ…もう少しだけ…



この人を…
光先輩…コウを















「『…コウ!!』」




ガクン

ああ…意識が乗っ取られていく
















『久しぶりね…コウ』



「…姫」



『記憶を…
取り戻したのですか?』



「まあ…だいたいな

実は小さいときから…
四神と四魔それから姫様の事は
おぼろ気に理解していた



ただこの記憶がなんなのか

それからあなたが姫である
確信がなかった



さっきのの涙を見て
全部思い出したよ



姫様いつも俺のために
泣いてたもんな」




『そうね…コウ

あなたがいつも私のために
怪我を負っていたから…』

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