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トライアングル・ラブ -素直になれなくて-

第2章 出会い



背後から聞こえたその声に聞き覚えがあった。

その声の持ち主は、パタパタ足を鳴らして山Pの隣にやってきた。


「お待たせ~。バックありがとー!」

「先生に会えたか?」

「うんっ!打ち合わせもバッチリ!」


“中島姫奈”。
さっきイケメン先生と話していた女子。


「あ、姫奈、コイツ武井裕也。同じ1組だぞ。」


山Pが中島姫奈に俺を紹介する。

中島姫奈が山Pから視線を俺に向ける。

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