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最後は後悔だけ。

第5章 私は馬鹿だった…?

「…そうね」

『うん』



そうだよ。

後悔なんてしてない。

私は
家族に必要とされてないし…。
邪魔なだけだもんね…。

私を探したのだって
帰りが遅いから怒ってたんだよね…。

キクに対して怒鳴ったのだって、私が海で溺れて死んだら
後々面倒だから怒鳴ったんだよね…。

悲しそうな顔をしてたっていうのは
ただ眠かっただけだよね…。

それをキクが見間違えだだけ…。



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