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わたし色の花

第6章 空はまるで

空はまるで
僕の心を映すようだ
君が愛しい時ほど
晴れ渡る



いつも君は見ない振りだね
僕は君が思うほど
鈍くないよ

それでも側に居たいと願う僕を
腹の底では
笑ってたんだよね

全部知ってるのに

空はまるで
僕を映すようだ
君が愛しい時ほど
バケツをひっくり返したような土砂降り

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