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わたし色の花

第6章 空はまるで

君を嫌いになりたいと
心から願ったあの日

僕より先に
空が泣いた

どうして君は簡単に
僕を悲しませるの

どうして僕は簡単に
君を好きになってしまったんだろう

都合の良い時だけ
寄り添う仲で
満足できなくなった僕に

君の心まで奪う力は
無いんだよ



空はまるで
僕の心を映すようだ
君をいつか嫌いになれたら
この空は
今よりもっと
晴れ渡るかな

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