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えっちな理科準備室

第14章 最終章:さよなら理科準備室

私は廊下で体を重ね合う男女のグループを避け、放送室の扉を開けました。

すると放送室の中でも男女がセックスをしている最中でした。突然部屋に入ってきた私を特に気にする様子もなく、いやらしい喘ぎ声を出しながら浸っていました。

こんな光景も・・・今日でおしまいです・・・。

私は放送室のマイクをがっちり握りしめると、制服のポケットから悠馬くんの発明品「蝶ネクタイ型変声機」を取り出し、その変声機に向かって話し始めました。

『あ・・・あ・・・てすと・・・あのっ!全校生徒の皆さん!あっ!先生方も聞いてください!・・・あの・・・その・・・突然ですけど!学校内でのエッチな行為はこれから禁止です!!!』

私の声は変声機を通し、悠馬くんの声に変換され、学校中に響き渡りました。

『あのっ・・・!すごく都合がいい話かもですが!皆さんはこの学校で起こったエッチな出来事を、今からすっかり忘れます!・・・いいですね!?』

私はあまり大勢の前で喋ったことはありませんでした。こんな歯切れの悪い話し方で皆さんに通じてるのか不安でした。

『暗示効果は解けても・・・女の子はエッチがしたくてたまらなくなる・・・そこは治らないと思うのですが・・・学校内での不純異性交遊は禁止です!!どうしてもガマンできなくなったら・・・その・・・人目のつかないところでオナニー・・・するとか・・・』



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30分に及ぶ私の最後の仕事は終わりました。

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