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好きって言わない距離

第18章 文化祭1

「君、超可愛い!名前は?」


3人組のお客さん達に名前を聞かれる。


「あっ、えーっと…」


困っていた私の背後に何か気配を感じた。


「お客様、こちらは売約済みなので、他をあたって下さい」


売約済み?


榊原君また笑ってない。


恐ろしく怖かった。


お客さん達も榊原君の殺気を感じたのか、黙ってしまった。


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