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好きって言わない距離

第19章 空回る心と体

変な空気が流れ出す。


微妙な距離で私達はマンションに入った。


私は部屋に入るなりクッション抱えてベッドの端に寝転んだ。


「いつまでふてくされてんだよ」


「・・・・・」


私は無視した。


「はあ~」


榊原君は深くため息をついた。


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