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好きって言わない距離

第25章 溢れる好き

私はノロノロ起き上がった。


「シャワー使っていいよ」


背を向けたまま言われた。


「ありがとう、借りる」


私はバスルームに向かった。


出てくると榊原君は起きていてコーヒーをくれた。


なんか妙に大人しい榊原君。


無言の怒りか?


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