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好きって言わない距離

第26章 お互いに

私達はベッドに腰掛け、お互い向き合い見つめ直した。


「美優…」


切なくでも妖艶な眼差しで私を見つめた。


私の手と榊原君の手が重なり指が絡まった。


「美優好きだ」


「私も榊原君の事が大好き」


お互い自然に唇が重なった。


心と心が重なった瞬間だ。


私の胸に熱いものが込み上げてそれは重なった唇に表れ熱く深くなっていく。


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