テキストサイズ

好きって言わない距離

第26章 お互いに

ふと目が覚めるとベッドの上の窓が熱気で曇っていた。


それを指で拭き外を見ると外は真っ白で雪が降っていた。


寝息をたてて眠っている爽はさっきと違って無邪気に見えた。


私は爽の頬にそっとキスを落とした。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ