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好きって言わない距離

第2章 意外な急接近

「珍しいよね。彼が行くなんて」


「うん…」


「行ける?」


「あっ行けるよ」


「じゃ決まりね」


しっかり者の彩菜は、さっさと男子に話しに行った。


行くよ!行きますとも!


榊原君が行くんだもん。


仲良くなれるチャンスだ。


ん?


なんか榊原君こっち見た?


さっきの聞こえちゃったのかな?


きゃあ~恥ずかしい。


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