好きって言わない距離
第2章 意外な急接近
放課後ワラワラと6人で駅前のカラオケボックスまで歩いて行った。
男子が前で女子が後ろに固まってた。
うふふ…やっぱり高岡君や嶋田君より榊原君の方が背がずっと高くてスタイルが良い。
なんて一人にんまりしていたら、
「ねぇ、美優~あたし、高岡君狙いだから!」
と彩菜が小声で言った。
「じゃあ、レイカは瞬君でいいよ」
とウインクした。
「どうぞお好きに」
私は心底そう思った。
だって私は榊原君だも~ん!!
でもこの二人に言うと、榊原君のイケメン度がバレてしまうので言わな~い。
男子が前で女子が後ろに固まってた。
うふふ…やっぱり高岡君や嶋田君より榊原君の方が背がずっと高くてスタイルが良い。
なんて一人にんまりしていたら、
「ねぇ、美優~あたし、高岡君狙いだから!」
と彩菜が小声で言った。
「じゃあ、レイカは瞬君でいいよ」
とウインクした。
「どうぞお好きに」
私は心底そう思った。
だって私は榊原君だも~ん!!
でもこの二人に言うと、榊原君のイケメン度がバレてしまうので言わな~い。