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好きって言わない距離

第14章 ラブ絶好調

榊原君の私服はさり気なくお洒落で大人っぽくて好き。


マンションの入り口でポケットに両手を入れて、
待つ仕草も私は好きだった。


「お待たせ!」


彼が私に向ける微笑みは優しくて、胸の中がなんだかくすぐったい。


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