テキストサイズ

好きって言わない距離

第14章 ラブ絶好調

歩き出すといつも足の長い榊原君とは歩幅が合わない。


少し後ろを小走りで歩く。


「はぐれんな、チビ美優」


ガシッと手を握ってくれた。


私は大きな手に包まれて安心する。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ