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好きって言わない距離

第14章 ラブ絶好調

一時間ほど電車に揺られ着いたのは静かな海だった。


シーズンを過ぎた秋の海は濃く、少しひんやりした風が頬を撫でる。


「気持ちいいだろ?」


「うん!私、夏しか浜辺に来た事なかった」


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