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「杉崎 今日声変だぞ。大丈夫か？」


「ありがとう。でもあんまり喋らないのに、私の声よく分かるね」


「いつもデカい声で教室で喋ってるからな。
今日も『榊原君？』って言ってたろ」


あっやっぱ聞こえてたんだ。


「ごめんなさい」


とりあえず謝っとこう…


「別にいいよ。ってか今日は帰った方がよくない？」


「そうだね。何か熱くなってきた感じ」


「送るよ」


「えっ悪いよ。せっかくみんなと来たのに」