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星空の下。

第10章 甘い時間。

"ごめん"の一言を
ずっと繰り返すりゅーちゃん。


何で???

何でそんなに謝るの??



抱き締める腕の力は緩むことなく
全身を包み込む。

シンっと部屋が静まりかえる。

ドクン、ドクンっと
彼の心音が聞こえる以外は。


どうかこのまま...

永遠にこの時間が止まればいいのに。

全身を包むこの温もりが
永遠に続けばいいのに。


心地よいリズムが脈を打つ。

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