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星空の下。

第10章 甘い時間。

えっ!?!?

っと一瞬思ったが、

りゅーちゃんはキス以上のことは
しなかった。


ちゅっとリップ音をさせ
私の額に軽くキスを落とす。



するといきなり、

全身を強く抱き締めてきた。

その反動で
私の身体はベッドに横たわるような状態へとなった。


目を丸くしていると....

「ごめん....。ごめんな、茉里亜...。」

りゅーちゃんが囁くように言った。


角度的に
りゅーちゃんの顔が見えない。

「本当に...、本当にごめん....。」

彼の抱き締めている腕が
どこか震えているように感じた。

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