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星空の下。

第11章 想い。

『りゅーちゃん....』

やっぱり.....。

こんな風になってることぐらい
想像してた。


でも、いざとなると.....




『汚すぎっっ!!!!』

やっぱり、
男の子の部屋は汚いものだろうか?

いつも兄は部屋を散らかしており、
お母さんに怒られていた。


「今、綺麗に掃除してんだろ?」

せかせかと
床に散らばっている洋服をクローゼットの中へ放り込んでいる。

その様子を見てると
掃除をしているとは言い難い。


『手伝うよ。』

苦笑しながら
そこ辺にあった服を手に取った。



"茉里亜ちゃん~、瑠星~!!ご飯が出来たわよ~~!!"

下から美樹さんの声がした。


「下に降りるか....。」

『う、うん。』


部屋を出て階段を降りた。

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