テキストサイズ

星空の下。

第11章 想い。

『ん~!!美味しー!!!』

美樹さんの手料理を食べる。

『やっぱり、最高級だねっ!!美樹さんの料理わ!!!』

隣に座っているりゅーちゃんと
向かい側に座っている美樹さんを
交互に見ながら言った。


「そんな~、大袈裟にー!!!」

「おばさんの方が、まだ旨い....」

「なんだって~!?」

美樹さんが
りゅーちゃんの皿を奪う。

「ちょっ、返せよ皿を!!!!」

「謝りなさい♪」

うわー~!!
相変わらず美樹さんの方が
1枚上手だ。。。


あっ、
そういえば.....

『玄関に小さな靴があったけど、美樹さん。もしかして.....』

「そ~なのよー!子供がもう1人いるのよ~!!!」

えぇー!?!?!?
りゅーちゃん、1言も言ってなかったよ??


『りゅーちゃん、何で教えて...あっ、』

「ごちそーさん。」
っと言い、席を立った。

そして
リビングから出ていってしまった。


『どうしたんだろ??』

「......あの子。」

さっきまでとは違い
何やら深刻な顔で美樹さんが話始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ