星空の下。
第4章 約束。
『まだ、あったんだ!!!』
そこには
大きな木がずっしりと構えていた。
私が引っ越す前ぐらいから
この木を切るかどうか地区で話し合われていた。
木が人目を避けた場所にあり、
子ども達がふざけて木に登り、落ちた時に、すぐに処置できないから
という理由だった。
でも、よかった。
まだ残ってて。
小さい頃、よくこの場所で
私とりゅーちゃんは遊んだ。
仲良く遊んだ時もケンカして泣いた時も全て、この木が見守っててくれた。
でも、もう...
その記憶とはお別れをしよう。
バックの中から
1枚の写真を取り出す。
その写真を
木の根元に置き、風で飛ばされないように石を上に置いた。
『バイバイ....』
全てを忘れよう。
幼い日の記憶と、"約束"を。
ねぇ、覚えてる??
あの日にした約束を。
キミは、覚えていますか??
そこには
大きな木がずっしりと構えていた。
私が引っ越す前ぐらいから
この木を切るかどうか地区で話し合われていた。
木が人目を避けた場所にあり、
子ども達がふざけて木に登り、落ちた時に、すぐに処置できないから
という理由だった。
でも、よかった。
まだ残ってて。
小さい頃、よくこの場所で
私とりゅーちゃんは遊んだ。
仲良く遊んだ時もケンカして泣いた時も全て、この木が見守っててくれた。
でも、もう...
その記憶とはお別れをしよう。
バックの中から
1枚の写真を取り出す。
その写真を
木の根元に置き、風で飛ばされないように石を上に置いた。
『バイバイ....』
全てを忘れよう。
幼い日の記憶と、"約束"を。
ねぇ、覚えてる??
あの日にした約束を。
キミは、覚えていますか??