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星空の下。

第4章 約束。

ーーーーー。

『ヒック、...うえーん。』

「どうしたの、まりあちゃん!?」

あれ??
小さい頃の私とりゅーちゃんだ。

ここは??

あっ、あの木の場所だ。

『まりあね、とおいところに、ひっこすんだって。だから、りゅーちゃんとバイバイしないといけないの。』

「なくなよ。....。まりあちゃん、ぼくのことわすれない?」

『うん。わすれないよー。ヒック。』

「あっ!いちばんぼしだ!!」

『ほん...とだ...』

「ぼくね、しょうらいは、うちゅうひこうしになる!!!」

『まりあも!!りゅーちゃんとふたりで、うちゅうにいく!!!』

「なら、やくそくだ!!!」

そう言ったりゅーちゃんは小指を立てた。

『うん!!!』

幼い私は涙を袖でふき自分の小指を
りゅーちゃんの小指に絡めた。

「もう...ひとつ、やくそくして??」

頬を赤く染めたりゅーちゃんが言う。

『なにー??』

「ぼくと、まりあちゃんがうちゅうひこうしになったら...けっこんしよう!!」

『けっこん??』

急に言われた私は目をまんまるにさせた。

「だめ...かな??」

『...いいよっ!けっこんする!!うちゅうひこうしになったら、りゅーちゃんとけっこんする!!!』

りゅーちゃんが嬉しそうに笑った。

『「ゆびきりげんまん、うそつたら~♪」』

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