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星空の下。

第6章 本当のキモチ。

ーーガタンガタン。

自主研修の日となった。

柚香と門川君は
さっさと恋人の元へ。


諸注意を聞き
解散の号令がかかった後
すぐに高岡君は電車へと向かった。

さっさと行く彼の背中を追いかけた。





『えーと....。私達はどこに行くの?』

電車に揺られながら窓の外を見ている
高岡君に聞いた。

「あー...俺が行きたかった場所。」

ん?
"俺が行きたかった場所?"

私の意見は無視ですか。


そうしているうちに
彼は席を立ち、ドアの前に移動した。

どうやら降りるみたいだ。

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