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星空の下。

第10章 甘い時間。

『はぁ....はぁ....』

「はっ.....はっ....」

私とりゅーちゃんの
乱れる息づかい以外、何も聞こえない。


どうしてだろう。

涙が止まらない。


やっと...

やっと、望む相手とキスをすることが
叶ったのに....

どうして涙が止まらないのだろう。



「茉里亜、泣いてるのか?」

泣いていることに
気付いた彼が頬を拭うのに対して
ただ私は首を横に振った。


そんな私を見て

りゅーちゃんは私の身体をベッドの方へ。

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