契約彼氏
第2章 *出逢い...
あの美容師くんが今目の前にいる―・・・
どうして?
「何してんの?こんな時間に。
いつも6持には帰れるんじゃないの?」
前に窓口で少しだけ世間話をした時、私は6時前には支店を出てるという話をしたことを思い出した。
「今日はたまたま・・・・」
「たまたまここで寝てたの?」
普通なら引いて声もかけないこの状況―・・・
なんでわざわざ立ち止まって話しかけたの?
むしろ私だって、どうして気づいたの?
「てか、あなたはここで何してるの?」
自分は質問に答えず、逆に疑問を投げかける。
だってここはラブホ街―・・・
え、まさか・・・・・