契約彼氏
第3章 *越えた一線...
「仕事がなかったら、このままホテル直行だったのにな。残念。」
「なに言ってんの・・・
からかわないでよねっ・・・」
こんな年下の言葉にいちいち動揺してる私、どうかしてる・・・・
心の中に亮ちゃんがいるはずなのに。
「よし、シャワー浴びてこよっと♪
美玲ちゃんは?どうする?」
「私は帰ったらお風呂入るから大丈夫。」
ソファーの上に立ち上がった夏目くんが、んーっと思いっきり伸びをした。
その時、ズボンから少しだけ顔を出すパンツが無意識に目に入る。
「ぷーさん?笑」
「あ、見るなよ。えっち。」
「はっ?////」
「店の先輩のお土産にもらった。
可愛いっしょ。全体像はまた今度ね。」
そんな冗談を言ってシャワーに向かった陽飛。
亮ちゃんとは全然違うタイプに思わず笑みが溢れた。