
姉×彼×わたし
第6章 差し込む朝日 昨日という悪夢
これさえ消えれば
汚れが消えると思い込み
絆創膏を首筋にはった
洗面台の電気を消して部屋に戻る
そのとき
母が仕事から帰ってきた
母)「ただいま。夜ご飯作ったの?」
私)「おかえり。昨日はカップラーメンだったよ」
母)「そう。で?洗濯した?」
私)「うん。お姉ちゃんとしたよ」
母)「お疲れ様。今日も18時からだわ。帰りは多分今日より遅いわ。常連さんとお食事行くから。」
私)「うん。頑張ってね」
母)「1000円置いてくから」
私)「ありがと」
