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「変態、近寄るな。」

第2章 「変態の過去と秘密」



オレは、あのとき「運命」というものがあることを確信した。







オレ、松橋 緒里は、人生に飽いていた。

そのときオレは僅か15年しか生きていないというのに、平和ボケした日本は、オレの性格に合わないとわかっていたのだ。

あーあ、つまんね。

陸上部では中二病っぽいあだ名なんかつけられてるし。中学生に何求めてんだよ。って感じだし。

女の子は好きだけど、みんな媚びを売ってくるだけで、従順で、……つまらない。


「あー、オレの人生終わってるわ~」

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